フィールドオブパインの素材 今治タオル
フィールドオブパインの素材
今治タオル

フィールドオブパインの素材はすべて今治タオルで織っています。
愛媛県今治市は世界で有名なタオル産地であることはご存知の方も多いと思いますが、あらためて素晴らしい特色 ・ 風合いを持続させるポイントなどをご説明したいと思います。

今治の気候、風土がタオルを生産するなかでとても適している環境です。今治タオル産地には極めて重金属が少なく硬度成分も低い、晒しや染めに適した良質の水が豊富にあります。この軟水を用いて晒しを行うことで繊維にやさしい仕上がりとなり、繊細かつ柔らかな風合いや鮮やかな色が表現できます。
良質の綿を厳選し、その優位性を引き出すために手間暇をかけた糸と生布の晒しや染めを徹底しています。
また、先染め先晒しも特徴で(世界の一般的なタオルは後晒し後染め)綿糸が本来持っているやわらかさが引き出されたタオルがつくられます。

今治タオルの最も大きな特徴である「吸水性」。
今治タオルは「最初に洗濯しなくても吸水性の良いタオル」、「柔軟剤を使用して洗わないタオル」として、タオル片を水に浮かべ、5秒以内に水に沈むかどうかを「未洗濯」と「3回洗濯」の2回に分けて検査するという独自の品質基準をクリアした商品のみを認定しています。良く水を吸い良く乾く、タオルの基本を踏まえた上で、綿が本来持っているやさしいやわらかさを引き出し楽しんでいただけるものづくりをしています。

そして100年以上もの歴史は伝統的な技術に加え新しい技術を取り入れ、より素材の良さを引き出す工夫を続けています。最近では今治タオルを店頭で目にすることが多く、品質の高さも折り紙つきですが、何よりもご愛用いただくとやめられなくなる素材であることは間違いありません。

今治タオル地とは

風合いを持続させるPOINT

● 洗濯の際は、柔軟剤は利用しない ●
柔軟剤は洗い上がりを柔らかく感じさせることに優れている反面、タオル本来の吸水性を損なってしまったり、繊維を滑りやすくし、毛羽落ちやパイルが抜けやすくなる原因になることがあります。長く吸水性が持続するタオルを使うためにも、柔軟剤の利用は避けることをおすすめします。

⇒ 柔軟剤を使わず柔らかく仕上げるPOINT
硬くなる原因はパイルが閉じて、圧縮されていることにあります。そのため、タオルを手でギュッと絞ったり、脱水機で脱水したままの状態で干したりしないでください。お洗濯後は、タオルまたはウェアの両端を持って、風になじませるようにパタン、パタンと軽くはたき、よく伸ばし(強くひっぱらず、ゆがみを直すイメージで)すぐに干してください。また取り込む時も軽くはたき、毛羽をよく落としてください。また毛羽立ちやパイル抜けを防ぐため、洗濯ネットの使用をお勧めします。

● パイルのひっかけほつれは、処理できる ●
タオルをどこかに引っかけたり、爪に引っかかったり、パイル(タオルの糸が輪になっている部分)が一部だけ伸びてしまったり、切れてギュッと生地が詰まってしまったりすることはありませんか?そんな時は、まず何ヵ所かパイルがひけて伸びてしまっている所を根元で切ってしまいます。タオルの織り方の特性上、根元でカットすることでほつれがそれ以上進むことはありませんし、パイルなどの密度が濃ければ濃いほど、目立たずほつれがあった状態のものとは分からないように簡単に修理できます。

今治タオルといっても、様々な種類の糸で織ったタオルが存在します。その中でも選りすぐりの糸で織りあげた素晴らしいタオル地は、使い続けることでより違いがはっきりとわかってきます。
毎日使うものこそ、拘りの逸品をぜひ使ってみてください。

 

最後にタオル地が織られる工程をほんの一部ですがご紹介♪

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